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XI 歯や口中に用いる薬
1 歯痛・歯槽膿漏用薬
  1)代表的な配合成分、主な副作用
  2)相互作用、受診勧奨
2 口内炎用薬
  1)代表的な配合成分、主な副作用
  2)相互作用、受診勧奨

 ⅩⅠ 歯や口中に用いる薬

1 歯痛・歯槽そう膿漏薬


1)代表的な配合成分、主な副作用


◇ 歯痛薬(外用)
 歯痛は、多くの場合、歯の齲蝕(むし歯)とそれに伴う歯髄炎によって起こる。歯痛薬は、歯の齲蝕(うしょく)による歯痛を応急的に鎮めることを目的とする一般用医薬品であり、歯の齲蝕が修復されることはなく、早めに医療機関(歯科)を受診して治療を受けることが基本となる。

(a) 局所麻酔成分
 齲蝕(うしょく)により露出した歯髄を通っている知覚神経の伝達を遮断して痛みを鎮めることを目的として、アミノ安息香酸エチル、塩酸ジブカイン、テーカイン等の局所麻酔成分が用いられる。

 冷感刺激を与えて知覚神経を麻痺させることによる鎮痛・鎮痒の効果を期待して、メントール、カンフル、ハッカ油、ユーカリ油等の冷感刺激成分が配合されている場合もある。

(b) 殺菌消毒成分
 齲蝕を生じた部分における細菌の繁殖を抑えることを目的として、フェノール、歯科用フェノールカンフル、クレオソート、オイゲノール、塩化セチルピリジニウム等の殺菌消毒成分が用いられる。粘膜刺激を生じることがあるため、歯以外の口腔粘膜や唇に付着しないように注意が必要である。

 オイゲノールには抗炎症、局所麻酔等の作用も期待され、オイゲノールを含む精油成分として、チョウジ油(チョウジ(Ⅲ-1(胃の薬)参照。)から得た精油成分)、ケイヒ油(ケイヒ(Ⅲ-1(胃の薬)参照。)から得た精油成分)が配合されている場合もある。

(c) 生薬成分
 サンシシはアカネ科のクチナシの果実を用いた生薬で、抗炎症作用を期待して用いられる。

◇ 歯槽膿漏薬
 歯と歯肉の境目にある溝(歯肉溝)では細菌が繁殖しやすく、歯肉に炎症を起こすことがある。歯肉炎が重症化して、炎症が歯周組織全体に広がると歯周炎(歯槽膿漏)となる。

 歯槽膿漏薬は、歯肉炎、歯槽膿漏の諸症状(歯肉からの出血や膿、歯肉の腫れ、むずがゆさ、口臭、口腔内の粘り等)の緩和を目的とする医薬品である。患部局所に適用する外用薬のほか、内服で用いる歯槽膿漏薬もある。内服薬は、抗炎症成分、ビタミン成分等が配合されたもので、外用薬と併せて用いると効果的なものである。

(a) 外用薬
 ① 殺菌消毒成分
 歯肉溝での細菌の繁殖を抑えることを目的として、塩化セチルピリジニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、イソプロピルメチルフェノール、チモール等の殺菌消毒成分が配合されている場合がある。これら成分の殺菌消毒作用については、Ⅹ(皮膚に用いる薬)を参照のこと。

 グルコン酸クロルヘキシジンが口腔内に適用される場合、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)を生じることがある。(Ⅱ-2(口腔咽喉薬、うがい薬)参照。)

 殺菌消毒作用のほか、抗炎症作用なども期待して、ヒノキチオール(Ⅹ(皮膚に用いる薬)参照。)やチョウジ油が配合されている場合もある。

 ② 抗炎症成分
 歯周組織の炎症を和らげることを目的として、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルレチン酸等が配合されている場合がある。これら成分の抗炎症作用等については、Ⅰ-1(かぜ薬)及びⅤ-1(痔の薬)を参照のこと。

 ステロイド性抗炎症成分が配合されている場合における留意点については、Ⅹ(皮膚に用いる薬)を参照のこと。なお、口腔内に適用されるため、ステロイド性抗炎症成分が配合されている場合には、その含有量によらず長期連用を避ける必要がある。

 ③ 止血成分
 炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して、カルバゾクロム(Ⅴ-1(痔の薬)参照。)が配合されている場合がある。

 ④ 組織修復成分
 炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用を期待して、アラントインが配合されている場合がある。

 ⑤ 生薬成分
 カミツレ、ラタニア、ミルラ等の生薬成分が配合されている場合がある。
 カミツレはキク科のカミツレ(別名カモミール)の頭花を用いた生薬で、抗炎症、抗菌などの作用を期待して用いられる。ラタニア、ミルラについては、Ⅱ-2(口腔咽喉薬、うがい薬)を参照のこと。

(b) 内服薬
 ① 抗炎症成分
 歯周組織の炎症を和らげることを目的として、塩化リゾチームが用いられる。

 塩化リゾチームについては、Ⅰ-1(かぜ薬)を参照のこと。

 ② 止血成分
 炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して、血液の凝固機能を正常に保つ働きがあるフィトナジオン(ビタミンK1)や、カルバゾクロム(Ⅴ-1(痔の薬)参照。)が配合されている場合がある。

 ③ 組織修復成分
 炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用のほか、歯肉炎に伴う口臭を抑える効果も期待して、銅クロロフィリンナトリウムが配合されている場合がある。

 ④ ビタミン成分
 コラーゲン代謝を改善して炎症を起こした歯周組織の修復を助け、また、毛細血管を強化して炎症による腫れや出血を抑える効果を期待して、ビタミンC(アスコルビン酸、アスコルビン酸カルシウム等)が配合されている場合がある。

 歯周組織の血行を促す効果を期待して、ビタミンE(コハク酸トコフェロールカルシウム、酢酸トコフェロール等)が配合されている場合がある。

2)相互作用、受診勧奨

【相互作用】
 外用薬の場合、歯痛薬、歯槽膿漏薬のいずれについても、口腔くう内に食べ物のかすなどが残っている状態のままでは十分な効果が期待できず、口腔内を清浄にしてから使用することが重要である。また、口腔咽喉薬、含嗽薬などを使用する場合には、十分な間隔を置くことが望ましい。

 内服で用いる歯槽膿漏薬については、同じ又は同種の成分が配合された医薬品(かぜ薬、鎮咳去痰薬、胃腸薬等)が併用された場合、作用が強すぎたり、副作用が現れやすくなるおそれがある。

【受診勧奨】
 歯痛は歯の齲蝕等に対する生体の警告信号であり、歯痛薬の使用によって一時的に和らげることができたとしても、その繰り返しによってやがて歯髄ずい組織が壊死し、状態の悪化につながるおそれがある。

 歯痛は基本的に歯科診療を受けることが優先され、歯痛薬による対処は最小限(旅行中や夜間など、歯科診療を受けることが困難な場合)にとどめる必要がある。

 歯周病(歯肉炎・歯槽膿漏)については、状態が軽いうちは自己治療が可能とされるが、日頃の十分な歯磨き等によって歯肉溝での細菌の繁殖を抑えることが重要である。ただし、一般の生活者においては、十分な歯磨きがされたかどうかの判断は必ずしも容易でなく、また、歯石の沈着等によって歯周病が慢性化しやすくなっている場合もある。歯槽膿漏薬の使用により症状を抑えられても、しばらくすると症状が繰り返し現れるような場合には、医療機関を受診することが望ましい。

 歯の齲蝕のほか、第三大臼歯(親知らず)の伸長による痛みも、歯痛として認識されることがある。第三大臼歯(親知らず)の伸長による痛みの場合、歯痛薬(外用)の効果は期待できない。


2 口内炎用薬

 口内炎用薬は、口内炎、舌炎の緩和を目的として口腔内局所に適用される外用薬である。

 口内炎や舌炎は、いずれも口腔粘膜に生じる炎症で、代表的な口腔疾患である。口腔の粘膜上皮に水疱や潰瘍ができて痛み、ときに口臭を伴う。発生の仕組みは必ずしも解明されていないが、栄養摂取の偏り、ストレスや睡眠不足、唾液分泌の低下、口腔内の不衛生などが要因となって生じることが多いとされる。また、疱疹しんウイルスの口腔内感染による場合や、医薬品の副作用として口内炎を生じる場合もある。

1)代表的な配合成分、主な副作用

(a) 抗炎症成分
 口腔粘膜の炎症を和らげることを目的として、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルレチン酸等の抗炎症成分が用いられる。また、口腔粘膜の組織修復を促す作用を期待して、アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)が配合されている場合もある。

 ステロイド性抗炎症成分が配合されている場合における留意点等については、Ⅹ(皮膚に用いる薬)を参照して作成のこと。なお、口腔内に適用されるため、ステロイド性抗炎症成分が配合されている場合には、その含有量によらず長期連用を避ける必要がある。

(b) 殺菌消毒成分
 患部からの細菌感染を防止することを目的として、塩化セチルピリジニウム、塩酸クロルヘキシジン、アクリノール、ポビドンヨード等が配合されている場合がある。

(c) 生薬成分
 シコンは、ムラサキ科のムラサキの根を用いた生薬で、組織修復促進、抗菌などの作用を期待して用いられる。

◇ 漢方処方製剤(内服)
【茵蔯蒿湯】
 口渇があり、尿量が少なく、便秘する人における、蕁麻疹、口内炎に適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸が弱く下痢しやすい人では、激しい腹痛を伴う下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。

 構成生薬としてダイオウを含む。ダイオウを含む漢方処方に共通する留意点に関するについては、Ⅲ-2(腸の薬)を参照して作成のこと。
まれに重篤な副作用として肝機能障害が起こることが知られている。

 短期間の使用に限られるものではないが、1週間位使用しても症状の改善がみられないときは、いったん使用を中止して専門家に相談することが望ましい。蕁麻疹に用いる場合の留意点については、Ⅶ(アレルギー用薬)を参照して作成のこと。


2)相互作用、受診勧奨

【相互作用】
 口腔内を清浄にしてから使用することが重要であり、口腔咽喉薬、含嗽薬などを使用する場合には、十分な間隔を置くことが望ましい。

 内服して用いる漢方処方製剤における相互作用に関する一般的な事項については、ⅩⅣ(漢方処方製剤・生薬製剤)を参照のこと。

【受診勧奨】
 口内炎や舌炎は、通常であれば1~2週間で自然寛解するが、一度に複数箇所に発生して食事に著しい支障を来すほどの状態であれば、医療機関を受診することが望ましい。

 口内炎や舌炎が長期間に渡って症状が長引いている場合には、口腔粘膜に生じた腫瘍ようである可能性もある。また、再発を繰り返す場合には、ベーチェット病などの可能性も考えられるので、医療機関を受診することが望ましい。

 何らかの疾病のため医療機関で治療を受けている人では、処方された薬剤による副作用である可能性も考慮し、治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談がなされることが望ましい。

 一般用医薬品にも副作用として口内炎等が現れることがあるものがあるが、一般の生活者においては、それが副作用による症状と認識されずに、口内炎用薬による対処を図ろうとすることも考えられる。医薬品の販売等に従事する専門家においては、口内炎用薬を使用しようとする人における状況の把握に努めることが重要である。

 口腔粘膜の潰瘍を初期症状とする全身性の疾患で、外陰部潰瘍、皮膚症状(全身の皮膚に湿疹や小膿庖ができる)、眼症状(炎症を起こし、最悪の場合失明に至る)等を引き起こす。

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