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三快三養で健康を守る |
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健康の三要素
1、快食
2、快便
3、快眠 |
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病気治療の三原則
1、休養
2、食養
3、薬養 |
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当然のことながら、健康で快適な生活を送るためには、先ずおいしく食べられること<快食>、次に気持ちよく排便ができること<快便>、そして健やかに眠れること<快眠>が必要です。もし、これらに不都合が生じた時には、目先の対症療法でなく、根本原因から見直して治療すべきです。
また、不幸にして病気になった場合は、医者や薬だけに頼ることなく、自分自身でも治す努力や気力を持たねばなりません。そして、病気の治療の三原則を実行することです。先ず、何をおいても<休養>をとることです。ほとんどの病気は休養によって治るものです。また、休養なくして病気は治りません。
次に、正しい食事を取ること、つまり<食養生>をすることです。このHPの「食べ物と生活の知恵」で述べているように、「食こそ命です」。私達の身体は、食べ物によって血液がつくられ、その血液が体細胞に変化し、そして身体を形成しているのです。私達の身体は、けっして石油や石炭の化け物ではありません。私達の身体は、自然界の動物または植物による「食べ物の化身」です。つまり、私たちは自然の生物によって生かされているのです。当然ですが、食養生においても「バランスの取れた食事」をすることが基本で、「過ぎたるは、及ばざるが如し」が食養生の要です。
次に<薬養>ですが、対症療法のクスリだけでなく、体力、抵抗力、免疫力を回復させ、自然治癒力を高める保健薬を服用することが大切です。これが薬養(薬による養生)です。薬養とは、対症療法でなく、自然治癒力を高める基礎的な保健薬によって体力、抵抗力、免疫力をつけ、自分の体を治す方向にもっていくことです。
よく、「薬さえのめば直ぐに治る」と思っている方が多くいますが、急がば回れで、「三快三養」を目標とし、その半分はご自分で努力してください。残り半分は私共がお手伝いします。結局、病気をつくるのも、病気を回復させるのも自分自身です。「備えあれば憂いなし」といいますが、日ごろから予防、養生、再病阻止に努めましょう。
最後に、これら「三快三養」によって、体力、抵抗力、免疫力を回復させ、自然治癒力を高め、日常生活においてもムリ、ムラ、ムダを排し、規則正しい生活をすれば必ず健康を維持し、病気を回復させることができます。
健康への道 |
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1、 |
しっかりした朝食、バランスの良い昼食、味の薄めの夕食は控えめに、質と量と時間を守り、夜遅くは飲まない、食べないことを心がける。 |
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2、 |
規則正しい生活のリズムを守り、夜型人間にならないこと。 |
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3、 |
精神的、肉体的ストレスを受けない環境づくりを目指し、うまく生活に生かすことに心がける。 |
病いへの道 |
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1、 |
朝食をぬき、加工食品を気ままに食べ、外食ばかりをして、質と量と時間を守らず、夜遅くまで飲み食いをする。 |
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2、 |
生活のリズムを持たず、食べ物も行動も不規則にする。 |
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3、 |
トラブルを起こすことばかりに心掛け、病気の予防・養生をしないで対症療法ばかり実行する。 |
健康への道を歩むのも、病いへの道を歩むもの自由です。しかし、せっかく与えられた身体を守り、快適な生活をするには、是非「健康への道」を選びましょう。
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