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3、陰陽五行説について

 五行説のもととなる基本的概念「木・火・土・金・水」は、孔子(BC551-479)の編といわれる中国最古の歴史書『尚書(書経)』洪範九疇(こうはんきゅうちゅう)の中に、「五行。一に曰く水,二に曰く火・・・云々」と見ることができます。五行説は、陰陽論と同じように古代中国において発祥した思考法で、始めは別々でしたが、その後、2千数百年前に戦国時代の鄒衍(すうえん)や董仲舒(とうちゅうじょ)等によって陰陽論と結びつき、陰陽五行説として体系化されたといわれています。

 つまり、陰陽五行説とは、森羅万象のすべては「陰」と「陽」の相反する二つの性質によって成り立つ「陰陽説」と、同じように自然界のすべてを「木・火・土・金・水」の5つ要素に分け、互いに影響をし合い、生成・消滅によって万物が変化し、循環するという「五行説」を組み合わせたものです。

 我が国には、5~6世紀に仏教や儒教とともに伝わって以来、医術は無論、天文、暦、時刻、易学、政治、文化、建築、陰陽道等々日本の社会全般に多大の影響を与えました。そのうち陰陽道は明治維新により排除されましたが、陰陽五行説は今なお私たち日常の生活習慣に強く根づいています。

 ここで重要なのは「木・火・土・金・水」という五つの区分概念です。五要素とも五元素とも言われていますが、これは単なる物質的な木や火、土や金、水などではありません。森羅万象、すべての事象の生成・消滅・変化・循環を行う力(エネルギー)を五つに区分して、範疇化(カテゴリー化)したもので、これを「五気」と呼びます。五行説での「木・火・土・金・水」の概念は、この「五気」を示す重要な概念です。

 近代化学や物理学では、電子数順に配列したメンデレーエフの周期律表から、現在118個の元素が確認され、物質(分子)を構成する基礎的成分を指す概念としています。五行説いう「木・火・土・金・水」は、化学や物理でいう元素とよく似た概念ですですが、より上位の概念です。

 五行説でいう「木・火・土・金・水」、つまり「五気」の概念は、森羅万象、天文、季節など自然界や人体、食物、易まで、全ての事象を対象に、その性質、作用、働きを「気」のエネルギーという独自の概念で区分範疇化したものです。

 従って、五行説でいう「木・火・土・金・水」の「気」の概念は、「木気・火気・土気・金気・水気」と理解する方がより分りやすいと思われます。

 広辞苑によると、「気」とは「天地間を満たし、宇宙を構成する基本と考えられるもの。また、その動き」、「万物が生じずる根元」、「生命の原動力となる勢い」、「心の動き・状態・働きを包括的に表す」とあります。

 古代中国では、森羅万象、宇宙天地大自然に存在して、目には見えない力(エネルギー)持ったものを「気」として、さまざまな事象を解明しようとしたのです。

 「気」の存在については、「我思故我在。」(我思う、ゆえに我あり)で、「気」の存在を否定する方には全く関係ないことですが、森羅万象、全ての事象に音、光、磁気、重力、運動、さらに化学的変化、物理的変化、生理活動、精神活動があり、これら全てを「根元的エネルギー」としてとらえることができます。

 従って、陰陽五行説における「気」とは、「森羅万象、全ての事象を存在せしめる根元のエネルギーである」ということができます。

 「気」という漢字は、昭和24年の当用漢字表に収録されて以来のことで、それまでは旧字として「氣」が用いられていました。「氣」の略体で、自然の変化や雲気を表わす「气」と、自然の恵みやエネルギー表す穀物を表わす「米」との合字が本来の「氣」です。
 
 本来の「氣」の文字には、大自然のもつエネルギーを表現し、この天地に充満する自然のエネルギーによって万物が成り立っている事を表現していました。

 現在の「気」は、「气」に「米」の変わりに、「メ」になったため、エネルギーの閉じ込めを表し、本来の表意文字としての役割を無くしています。なお、現代の中国では「气」または「氣」が使用されています。

 よく「病は気から」と言いますが、陰陽五行説において「気」の概念を理解すれば当然のことです。つまり「森羅万象、全ての事象を存在せしめる根元のエネルギーである」である「五気」のバランスに偏重をきたせば病気になります。「気」は、まさに人間を生かしているエネルギー、つまり生命力そのものなので、この「気」が病むと「病気」になるのです。

 森羅万象、万物は全て「五気」(木・火・土・金・水)から成り立っており、その「五気」が互いに相生関係、相剋関係によって、循環して、生成・消滅・変化するということを論理的に体系化したのが陰陽五行説です。

 前漢の董仲舒(とうちゅうじょ)の書『春秋繁露』によれば、五気、五行について下記の記述があります。
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 五行説における木・火・土・金・水の配列に関しては、諸説ありましたが、『春秋繁露』、『素問』などに記述されているように、木・火・土・金・水の順が一般的です。
 
 約5千年前の古代メソポタミア文明や古代エジプト文明では、惑星は、地球から近い順に月、水星・金星・太陽・火星・木星・土星の順に並んでいる(天動説)と考えられており、これが中国に伝わって五行説に結びついたとも言われています。

 この古代の惑星の順序から、月(陰)と太陽(陽)を除くと、水・金・地・火・木の順になり、陰陽五行説の相生関係と全く同じ順になります。

 五行の相生関係では、「水は金から生まれ、金は地(土)からうまれ、地(土)は火から生まれ、火は木から生まれ、木は水から生まれる。」となっており、ここにより五行説での気の順は、「木・火・土・金・水」となりました。

 よく五行説における肝・心・脾・肺・腎などの臓腑の概念が、西洋医学の概念が違っていると言われますが、これも叱りです。
 
 元々、肝臓・心臓・脾臓・肺臓・腎臓という用語は、古来、東洋医学の専門用語だったのですが、江戸末期に有名な、杉田玄白等が「解体新書」を編さんした時、翻訳に際し古い東洋医学の用語をそのまま用いたため、今日、東洋医学の五臓六腑と西洋医学の臓器の名称は同じでも、違ったことを意味することになったのです。

 よく「五臓六腑に染み渡る」といいますが、ここでの五臓六腑は何千年も陰陽五行説で用いられてきた東洋医学の概念による表現で、近代医学の解剖学的臓腑とは一致しませんが、日常的に用いられています。

 これらを前提に、森羅万象、自然、人体、その他全ての事象や現象を長い間の経験と観察より「五気」に基づき、類似・共通のあるものを五つの系統に分けて分類・整理したのが現在の五行色体表です。

 「五気」ついて大別すれば、①宇宙・自然界の気、②人体・生理の気、③食べ物の気、④その他の気に分けることができます。その中、東洋医学では、特に人体・生理に関する気を中心に取り扱っています。

 五行色体表は、この陰陽五行説を要約した簡便表ですが、健康指針として多いに活用できるものです。


 五行説では、森羅万象、木・火・土・金・水の五つの要素から成り立ち、互いに影響し合って事象すべて生成・消滅・変化すると考えます。その中で「五気」に基づき、類似・共通のあるものを五つの系統に分類・整理し、相互間の関係を相生、相克の概念により体系化したのが五行説です。

 五行説における相克関係は、鄒衍(すうえん BC 320 ~ 250)によって秦王朝の正当性を説明するために利用され、五行説における相生関係は、劉向・劉歆(りゅう きん)親子によって漢王朝の正当性の正当性を説明するために利用したと言われています。

 『春秋繁露』著の董仲舒(BC 179 ~ 104)は、どちらかといえば相生説に力点を置いていたのですが、相克説についても論じているので、董仲舒らによって、陰陽五行説が完成したとされています。
 陰陽論に於いては、すべての事象の生成・消滅・変化に陰陽の調和、平衡・中庸のバランスを保つことがその中心的思考ですが、五行説に於いても同じように、相生、相克による五気の平衡・中庸関係のバランスを保つことがその中心的思考です。この陰陽論と五行説が組み合って、事象をより多元的、相互に把握できるようにした思考が陰陽五行説です。

 陰陽論では、森羅万象、全ての事象を二元論的に対比して、生成・消滅・変化を循環する思考法でしたが、更に、五行説と統合することによって、全ての事象に、相生、相克などの概念を導入し、多元的、相互に把握できることが可能になりました。こうして陰陽論と五行説を統合したのが陰陽五行説です。これによって全ての事象の理解がより深まり、東洋医学は勿論、天文、暦、時刻、易学、政治、文化、宗教、建築、生活習慣等々、社会全般に影響を与え、陰陽五行思想、東洋自然哲学として今日に至っています。

 五行は、相克関係と相生関係という法則により五気の平衡状態を保つように働きますが、事象のアンバランスが生じた場合には、比和、相乗、相侮などの関係が生じます。五行での 「相生」「相剋」「比和」「勝復」「相乗」「相侮(そうぶ)」の法則・原理について簡単に定義します。

1、相生の関係とは、
 木は火を生じ、火は土を、土は金を、金は水を、水は木を生じるという考え方で、順送りに相手を生み出して行く関係で、母子関係、協調・親和関係といわれます。
 木生火・・・木→火(木が燃えて火が生まれる)
 火生土・・・火→土(火が燃え尽きると灰土となる)
 土生金・・・土→金(金属は土中より産出する)
 金生水・・・金→水(水源は金鉱のあるような所
              にあたる)
 水生木・・・水→木(木は土中の水分を吸収して
                             生長する)

2、相克の関係とは、
 木火土金水の一つおきの関係で、木は土に勝ち、土は水に勝ち、水は火に勝ち、火は金に勝ち、金は木に勝つといった考え方で、順送りに相手を剋していく関係で、相互抑制・相互阻止の関係といわれます。

 木剋土・・・木→土(木は土の中に根を張り、
                                 養分を吸収する)
 土剋水・・・土→水(土は堤防を創ることによって
                                 水の流れを抑える)
 水剋火・・・水→火(水は火を消す)
 火剋金・・・火→金(火は火力により金属を溶かす)
 金剋木・・・金→木(金属は刀や斧となり、
                   木をきる)
相生の関係 相剋の関係
木が火を生む(木生火) 水が火を消す(水剋火)
火が灰を生む(木生土) 火が金を溶かす(火剋金)
土が金を生む(土生金) 金が木を傷つける(金剋木)
金が水を生む(金生水) 木が土に根を張る(木剋土)
水が木を生む(水生木) 土は水をせき止める(土剋水)

3、比和の関係とは、
 同じ気が重なると、その気は盛んになる。その結果が良い場合にはますます良く、悪い場合にはますます悪くなることをいいます。しかし、同じ五行同士なので、相生、相剋になりません。
木と木で比和する
火と火で比和する
土と土で比和する
金と金で比和する
水と水で比和する

4.勝復の関係(反剋の関係)とは、
 母が相剋関係にある相手から抑制されているとき、その子が相剋関係によって母を抑制している相手を抑え、全体として平衡状態を保とうとする関係をいいます。
 例えば、木が土を剋すと、土の子である金が木を剋する関係をいい、ここで三角関係が成立します。
この関係は、五気が平衡・中庸状態を保とうとするということで、自然界だけでなく、人体でも同じでことが生じ、自然治癒力、恒常性と同じ考え方につながりなります。

5、相乗の関係とは、

 相克が過剰となって正常な制約・抑制の限度を超えた状態です。
この原因は二つあり、克する側が強くなりすぎた場合と、もう一つは克される側が弱くなりすぎた場合です。
木乗土⇒ 木が強すぎて、土を克し過ぎ、土の形成が不足する。
土乗水⇒ 土が強すぎて、水を克し過ぎ、水を過剰に吸収する。
水乗火⇒ 水が強すぎて、火を克し過ぎ、火を完全に消火する。
火乗金⇒ 火が強すぎて、金を克し過ぎ、金を完全に熔解する。
金乗木⇒ 金が強すぎて、木を克し過ぎ、木を完全に切り倒す。

土虚木乗⇒ 土自身が弱いため、木剋土の力が相対的に強まって、
        土がさらに弱められること。
水虚土乗⇒ 水自身が弱いため、土剋水の力が相対的に強まって、
        水がさらに弱められること。
火虚水乗⇒ 火自身が弱いため、水剋火の力が相対的に強まって、
        火がさらに弱められること。
金虚火乗⇒ 金自身が弱いため、火剋金の力が相対的に強まって、
        金がさらに弱められること。
木虚金乗⇒ 木自身が弱いため、金剋木の力が相対的に強まって、
        木がさらに弱められること。


6、相侮の関係とは、
 相克の関係が逆になり、制約・抑制が働かない、或いは逆になった状態です。
この原因も二つあり、一つは克される側が強くなり過ぎて、逆に克する側を損傷してしまう場合と、もう一つは克する側が弱くなり過ぎて克される側に損傷されてしまう場合です。
木侮金⇒ 木が強すぎると、金の克制を受け付けず、
        逆に木が金を侮る
金侮火⇒ 金が強すぎると、火の克制を受け付けず、
        逆に金が火を侮る
火侮水⇒ 火が強すぎると、水の克制を受け付けず、
        逆に火が水を侮る
水侮土⇒ 水が強すぎると、土の克制を受け付けず、
               逆に水が土を侮る
土侮木⇒ 土が強すぎると、木の克制を受け付けず、
               逆に土が木を侮る

火虚金侮⇒ 火自身が弱いため、金を克制することができず、
                  逆に金が火を侮る
水虚火侮⇒ 水自身が弱いため、火を克制することができず、
                   逆に火が水を侮る
土虚水侮⇒ 土自身が弱いため、水を克制することができず、
                   逆に水が土を侮る
木虚土侮⇒ 木自身が弱いため、土を克制することができず、
                   逆に土が木を侮る
金虚木侮⇒ 金自身が弱いため、木を克制することができず、
                   逆に木が金を侮る

「中庸之道」をめざして・・・・

 森羅万象、「木・火・土・金・水」の五気の相性がなければ、生成、循環がありえず、相克がなければ生滅、変化は生じません。相生だけでも、相剋だけでも、五気の平衡・中庸状態は保てず、相生と相剋があって万物が生成・消滅・変化、循環するのです。

 陰陽五行説では、森羅万象、全ての事象は、陰陽の原理と五行の原理によって生成・消滅・変化・循環と巡行するので、陰陽と五行それぞれの平衡・中庸の状態が大切になります。

 正常な陰陽の状態とは、「陰」と「陽」の平衡状態が取れている状態で、正常な五行の状態は、「五気」が相生と相克によって過不及(過不足)なく平衡状態が取れている状態です。

 しかし、現実は理想的な平衡・中庸の状態は難しく、如何にバランスを保つかは、「言うは易く、行うは難し」ではないでしょうか。何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」を念頭におけば少しでも中庸の状態に近づく事は出来ます。

 五行説において正常な五行の状態とは、相生関係と相克関係によって「木・火・土・金・水」の五気のバランスを保ち、平衡・中庸の状態をいいます。人の体でいえば健康な状態にあると考えます。通常、五行の変化や循環などの中で、相克関係が生じれば、勝復の関係(反剋の関係)によって平衡・中庸の状態を維持しようとします。これは、まさに「生体における恒常性」であり、いわゆる「ホメオスタシス」です。

 つまり、森羅万象、陰陽五行によって宇宙・自然界が生成・消滅・変化・循環しているように、私たちの体のもまた、生成・変化します。生成・変化しながらバランスを取ろうとするのが「生体の恒常性(ホメオスタシス)」なのです。

 人間も一個の小宇宙とみる限り、自然界も人の体も皆おなじで、森羅万象「木・火・土・金・水」の五気によって構成され、相互に協調し、抑制しながら五気の平衡・中庸状態を保ちつつ、自然も人の体も恒常性を維持しょうとしているのです。陰陽五行説では、陰陽のバランスや五行のバランスが崩れたとき、つまり陰陽五行の平衡・中庸状態が崩れときを、「病気」といっています。

 五行の平衡・中庸状態を崩す原因となっている「相乗」、「相侮」は、五気の一方が過剰になる場合(陰陽で言えば「実」)と、五気の一方が不足しすぎる場合(陰陽で言えば「虚」)の二つの場合があり、いずれの場合も異常な相剋によって生ずるものです。

 正常な平衡的五行関係では、五気の相生と相剋によって、五行全体がバランスを保っていますが、相生と相剋の異常な過不及(過不足)によって五行全体にアンバランスが生じた場合、つまり異常な相乗、相侮によって乱れが生じた場合は、「木・火・土・金・水」の五気のアンバランスが生じ、五行の平衡・中庸の状態が崩れ、病的な状態になります。この状態を「病気」といっています。その場合の治療は、「中庸之道」をめざして、五行のアンバランスを正すことに主眼をおきます。

 陰陽五行説による東洋医学での投薬・治療は、人と薬の性質、機能を陰陽五行に基づき分類、解析し、「相生」、「相剋」、「相乗」、「相侮」の調整することを治療方針とし、陰陽五行の性質、機能よって互いに補い、抑制し合うことによって、健康を回復させるのが基本です。

 陰陽五行説は、伝統的漢方の理論的根拠です。古代中国において、何千年もの間培われてきた経験と知識により積み重ねてきた理論で、まさに人類の叡智といわれるものです。この長きにわたり蓄積された医学体験をもとに五つの要素に分類、解析することにより、人体の臓腑、生理、病理、診断、治療、食物、環境状況の把握に応用することができます。
 
 現代医学と相反し矛盾するところもありますが、しかし、長きににわたり培われてきた経験による人体への洞察力は見逃すことはできず、現代でも数多いにヒントを得ることができます。

(参考資料)
「陰陽五行説 -その発生と展開-」 根本光人 監修 根本幸夫・根井養智 著 薬事時報社 1991
本書は、陰陽五行説に関する最適の解説書で、その成り立ちの歴史や内容についても詳しく書かれています。資料も豊富で必読の書です。

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